日立Sol、タイ洪水の被災企業を無償支援~現地と本社のリモート接続など


 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は22日、タイ洪水で被災した企業向けの支援として、「SecureOnline在宅勤務サービス」と「活文 デジ活ワイド」を無償提供すると発表した。

 SecureOnline在宅勤務サービスは、現地のPCから会社のPCへアクセスできるクラウドサービス。一方の活文 デジ活ワイドは大容量データ転送サービス。

 洪水で被災した在タイ日系企業は、被害状況の把握と報告を迅速化することで復旧を目指しているものの、洪水によって出社が困難であることから、バンコク市内にサテライトオフィスを構えるケースも多くなっている。サテライトオフィスでは専用回線を用いた日本側の事業者へアクセスできず、フリーメールを利用した簡易的な連絡しか取れずにいるケースも少なくないという。また、会社のメール、共有ファイル、グループウェアなどが利用できないことが業務遂行の妨げとなり、日本側の本社部門でも正確な情報がつかめず、現地と復旧スケジュールなどの認識に差異が生じているという。

 両サービスでは、インターネット経由でリモートデスクトップを活用し、現地から会社のメールやグループウェアの利用を実現。また、タイの拠点のサーバーデータなどを一時的に安全な拠点に避難させたり、被害状況の報告に使われる画像や動画といった大容量データの転送などを可能とする。

 無償提供期間は2012年3月末まで。「SecureOnline在宅勤務サービス」では、現地のPCから日本側にあるクライアントPCへアクセスできる環境を提供し、「活文 デジ活ワイド」では、1社あたり最大100ID、5GB程度のファイル保存容量、50GBの月間転送量を提供する。申込受付は11月22日より。申し込みから利用開始まで約3日間必要。また、提供できる企業数には限りがある。

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