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Commvault、NECと販売代理店契約を締結

iStorage Mシリーズとバックアップ運用をシームレスに連携

 米Commvault Systemsの日本法人であるCommVault Systems Japan株式会社は24日、日本電気株式会社(NEC)と日本での販売代理店契約を締結したと発表した。契約締結により、NECはCommvault IntelliSnapスナップショットと連携した大容量データのバックアップや、バックアップとアーカイブの統合管理ソリューションなど、Commvaultで実現できるエンタープライズ向けデータ保護/管理ソリューションをすべて販売できるようになった。

 Commvault IntelliSnapは、ハードウェアストレージのスナップショット管理テクノロジーで、IntelliSnapで作成したスナップショットを使うことにより、本番環境にほとんど影響を与えることなく物理/仮想マシンのバックアップを行うことができ、ひとつの製品でバックアップもアーカイブも一元管理できる。

 また、CommvaultのDASHコピーと呼ばれる重複排除機能を使用することで、重複排除フォーマットを維持したまま遠隔地へデータをコピーでき、効率的で現実的なディザスターリカバリー(DR)ソリューションを実現できる。

 最新バージョンのCommvault v11からは、NECのストレージ製品「iStorage Mシリーズ」でもCommvault IntelliSnapスナップショット管理機能が使用できるようになり、「iStorage Mシリーズ」とバックアップ運用をシームレスに連携できるようになった。

三柳 英樹