ネオジャパン、「desknet's NEO」ユーザー向けのクラウドメールに標的型攻撃メール対策オプションを提供

　株式会社ネオジャパンは26日、ビッグローブ株式会社（以下、BIGLOBE）と販売提携し、グループウェア「desknet's NEO」の利用者に向けたクラウド型メールサービス「desknet'sクラウド メールサービス(BIGLOBE)」の追加オプションとなる「標的型攻撃メールチェックサービス」の販売を開始した。

　「標的型攻撃メールチェックサービス」は、特定の企業や団体などを狙って送付される標的型攻撃メールを、ユーザーのメールボックスに到着する前に検知、防御するサービス。米Proofpointの標的型攻撃メール対策技術であるProtection Server機能を、「desknet'sクラウド メールサービス(BIGLOBE)」の新たなオプションとして提供する。

　サービスでは、従来の方式では検知できないウイルスメールを、システムに影響を与えない特定領域内で意図的にプログラムを動作させるサンドボックス機構で検知。メールの添付ファイルや本文中に記載されたリンク先のウェブサイトの挙動を解析し、異常が認められた場合にはメールを削除し、その旨を受信者に報告する。

　また、メール配信時には安全なウェブサイトに見せかけたURLリンクを記載していながら、後から汚染プログラムなどを配置することで配信時や受信直後のチェックをすり抜ける「時間差攻撃」にも対応。メール本文中に記載されたURLを「標的型攻撃メールチェックサービス」のサーバーを経由するように書き換えることで、メール配信後に仕掛けられた脅威にも対応し、危険なウェブサイトへのアクセスをブロックする。

　「desknet'sクラウド メールサービス(BIGLOBE)」の料金（税別）は、初期費用が2万円、月額費用が1アカウントにつき200円。「標的型攻撃メールチェックサービス」の料金（税別）は、初期費用が5万5000円、月額費用が1アカウントにつき250円。