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「KDDI M2Mクラウドサービス」で2000種類以上のセンサーや監視カメラに対応するStandardプランを提供開始

 KDDI株式会社は25日、M2M/IoT機器に対応した「KDDI M2Mクラウドサービス」を拡充し、新たにStandardプランの提供を開始した。

 「KDDI M2Mクラウドサービス」は、セキュアな環境下でセンサーからのデータ収集・蓄積、データのレポート表示といった、M2M/IoTをビジネスで活用する際に必要な機能をワンストップで利用できるサービス。

 従来のプラン(Entryプラン)では、温度、湿度、位置情報などのデータ収集、管理が可能となっていたが、新たに提供するStandardプランではこれに加えて、エコモット株式会社との協業により、2000種類以上のセンサーや監視カメラに対応。また、顧客の業務に合わせて、日報や月報を帳票形式で出力できる機能や、表示画面のカスタマイズを可能とする機能を提供する。

 さらに、事前に設定済みの機器を送付し、すぐに利用できる4つのパッケージを各パートナー企業より提供。高画質なネットワークカメラを使用した「監視カメラパッケージ」、セキュリティに強いセンサーを使用した「セキュリティパッケージ」、事務所、倉庫、農場などのさまざまな場所で利用できる「温湿度パッケージ」、車両の運行管理などが可能な「位置情報パッケージ」を提供する。「温湿度パッケージ」は5月下旬以降、「位置情報パッケージ」は9月下旬以降にそれぞれ提供開始予定。パッケージ商品は今後も拡充を予定する。

 利用コースと料金(税別)は、アナログ監視や接点監視などログの保存に適した「LOGGERコース」は、契約事務手数料が1万円、月額料金はサービスID利用料(データ表示画面ログイン用ID)が1IDにつき5000円、機器接続料(保存期間1年)が1台につき2000円。位置情報表示オプション料が1台につき100円、データ保持オプション料(+1年)が1台につき150円など。

 監視カメラからの動画の保存に適した「LIVEコース」は、契約事務手数料が1万円、月額料金はサービスID利用料(データ表示画面ログイン用ID)が1IDにつき5000円、機器接続料(保存期間30日)が1台につき5000円など。

三柳 英樹