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NTT西日本、内線通話・PBX機能をクラウド化する「ひかりクラウドPBX」

スマホ・PCの内線端末化にも対応

 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は7日、内線機能やグループ着信機能など、PBXの基本機能をクラウドサービスとして提供する「ひかりクラウドPBX」を発表した。西日本エリア内において、5月10日より提供開始する。

 「ひかりクラウドPBX」は、従来のPBX/ビジネスフォンなどの主装置が備えた内線機能、グループ着信機能、転送機能などを提供するサービス。クラウド型のため、拠点ごとにPBX/ビジネスフォン主装置を設置することなく拠点間の内線通話が可能で、オフィスの通信設備コスト削減が可能になるという。

 また、拠点をまたがる内線番号の追加、変更などの各種設定についても、Web上で一元的な管理を実現。さらに固定電話端末だけでなく、スマートフォンやPCに専用アプリケーションをインストールすることで、これらのデバイスからの内線通話も可能になる。Wi-Fi環境をあわせて構築すれば、オフィス内電話環境の無線化を実現できるとのこと。

 なお利用にあたっては、西日本エリア内において、「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」または光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスの契約が、最低1契約必要になる。

 価格は、10IDパックが月額1万円(税別)から。このほか、新設工事費などの初期費用も必要になる。

石井 一志