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NEC、「Azure RMS」を利用してファイルを自動で暗号化する情報漏えい対策ソフトウェアを発売

 日本電気株式会社(NEC)は24日、企業内のファイルを自動で暗号化する情報漏えい対策ソフトウェアの新バージョン「InfoCage FileShell V3.0」の販売を開始した。

 InfoCage FileShellは、Active Directory Rights Management(AD RMS)サービスを拡張し、OfficeファイルやPDF、テキストなど各種ファイルを自動的に暗号化し、情報漏えいを防ぐソフトウェア。

 新バージョンでは、AD RMSに加えてクラウドサービスの「Azure Active Directory Rights Management(Azure RMS)」との連携にも対応。これにより、Office 365を利用する企業は、オンプレミス構成に比べてコストを抑えたファイル暗号化システムの導入が可能になる。

オンプレミス環境とクラウド環境での構築比較

 また、外部との安全な情報共有を実現する機能として「持出閲覧形式保護オプション」を新たに追加。取引先などの外部のユーザーと暗号化したファイルの共有が可能になり、外部のユーザーは閲覧専用ツールを利用することで、共有された暗号化ファイルを閲覧できる。利用者が誤って第三者にファイルを送付した場合や、誤ったファイルを送付した場合でも、遠隔で暗号化ファイルを削除できる。

オプションの利用イメージ

 製品の1ライセンスあたりの価格(税別)は、InfoCage FileShell V3.0が1万3000円、持出閲覧形式保護オプションが3900円。NECでは2016年4月から2年間で20億円の販売を目標とする。

(三柳 英樹)