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Skeed、他拠点向けファイル配信ソリューション「SkeedDelivery」に拠点ノードからの配信機能を追加

 株式会社Skeedは17日、多拠点向けファイル配信ソリューション「SkeedDelivery」に、配信先の拠点ノードから他の各拠点に向けて配信する拠点ノード配信機能を追加し、販売を開始した。

 SkeedDeliveryは、大容量ファイルを短時間で多拠点・多店舗に配信するソフトウェア製品。大手家電量販店のデジタルサイネージ向けコンテンツの配信や、大手製造業における国内外従業員向けマニュアル動画配信などの用途で導入、活用されている。

 今回の機能拡張では、従来、配信サーバーに集約していたコンテンツ配信機能を、配信先となる拠点ノード(拠点側のサーバなど)にも付与し、あらかじめ設定した特定の拠点ノードから他の各拠点に配信できるようになった。

 これにより、クラウド上に配信サーバーがある場合には、配信イベントのたびにクラウドへのアップロードおよびダウンロードに伴う通信コストが発生していたが、直接拠点から多拠点に配信できるため、通信コストが削減できる。また、グローバル展開しているケースでは、地域内の拠点のみに配信する際も遠方の配信サーバーまで一旦コンテンツを送る必要がありましたが、地域内の拠点だけで配信可能となるため、時間や手間が不要となる。

 SkeedDeliveryの標準価格は500万円から。拠点ノード配信機能の価格については要問い合わせ。

三柳 英樹