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高速ファイル送達ソフト「SilverBullet for File Messenger」、クラウドストレージ連携が可能に

 株式会社Skeedは26日、高速ファイル送達ソフトウェア「SilverBullet for File Messenger」(以下、File Messenger)において、クラウドストレージ連携機能を追加した新版を同日より提供すると発表した。

 「File Messenger」は、独自の高速データ伝送プロトコル「SSBP(SkeedSilverBulletProtocol)」を利用し、高速なファイル送達を可能にするソフトウェア。Webベースによる直感的な操作画面を備えるほか、クライアント側に専用ソフトウェアのインストールが必要ないため、不特定多数を対象とした大容量ファイルの送受信などに利用されているという。

 今回の新版で追加されたクラウドストレージ連携機能は、Amazon Web Services(AWS)のAmazon S3と、ニフティのニフティクラウドストレージに対して、直接ファイル読み書きを可能にするもの。これらのクラウドストレージは、格納できるデータ容量の制限がなく、必要なだけ利用できるほか、耐久性に優れ、オンプレミスな環境でのデータ保管に比べて、データ喪失などのリスクを軽減できる特徴を持つ。Skeedでは、今回の「File Messenger」の連携対応により、こうしたクラウドストレージが持つメリットを最大限に引き出し、クラウドストレージを活用した大容量ファイルのアップロードやダウンロードを、高速に行えるとしている。

石井 一志