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NECネクサ、複数のクラウドと接続できる「Clovernet マルチクラウド対応モデル」

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は8日、マネージドネットワークサービス「Clovernet(クローバーネット)シリーズ」のラインアップに、「Clovernet マルチクラウド対応モデル」を追加すると発表した。

 「Clovernet マルチクラウド対応モデル」は、複数のクラウドサービスを業務システムとして利用するために、社内ネットワークと接続するサービス。ユーザー企業が選択する複数のクラウドサービスに接続でき、情報システムの拡張に柔軟に対応するという。クラウドサービスはNEC Cloud IaaS、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureに対応する。

 また、通信速度、セキュリティレベル、コストなどの個々のニーズに応じて、インターネットVPNや閉域網接続など、さまざまなバックボーン・アクセス回線の接続プランを選択可能。さらに、24時間365日の監視・保守、IPsecによるセキュリティ、マルチキャリアによる冗長化対応など、ビジネス用途において重要な安心面も含めてCloverカスタマーサポートセンター(CCSC)がサポートするとした。

 参考価格は、「Clovernet Ver.C AWS向け接続プラン」の10Mbpsで、月額6万4000円(税別)から。AWSのサービス自体の料金や、ユーザー企業側のアクセス回線の料金などは別途必要になる。

 なおClovernetでは、今後もOffice 365への接続など、ネットワークサービスの強化を予定しているとのことだ。

石井 一志