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日立ソリューションズ、フィールド業務におけるスマートグラス活用の検証サービスを提供開始

 株式会社日立ソリューションズは15日、施工や保守、点検作業などフィールド業務におけるスマートグラス活用の検証を支援するPoC(Proof of Concept、概念実証)サービスとプロトタイプサービスの提供を開始した。

 日立ソリューションズでは、建設業や設備保守業、製造業などでは、労働人口減少による作業の安全や品質の確保、熟練者の技能継承といった課題に対して、ウェアラブルデバイスの活用によりこれらの課題に対応しようとする企業が増えており、その性能や有効な活用方法を検証したいというニーズが高まっていると説明。こうした企業に向け、眼鏡の形状をしたウェアラブルデバイスのスマートグラスについて、活用の検証を支援するサービスを提供する。

 PoCサービスでは、現場の作業員に対して映像と音声を共有してオフィスから遠隔指示する機能や作業状況の録画機能、作業手順を表示する機能などを備えた検証用環境を提供。現場で発生するトラブルの回避や熟練者の技能継承を想定した「作業遠隔支援機能」と、点検作業の効率化や作業時の安全確保を想定した「作業手順支援機能」をクラウド環境で提供する。

 プロトタイプサービスでは、顧客の利用用途に沿ったユーザーインターフェイスや機能追加を行うサービスを提供する。

 検証対象のスマートグラスの機種は、株式会社日立LGデータストレージの「Head-Mount-Display RM-L191A」、セイコーエプソン株式会社の「MOVERIO BT-200」「MOVERIO Pro BT-2000」、株式会社テレパシージャパンの「Telepathy Jumper」、Vuzix Corporationの「Vuzix M100」。上記以外の機種についても個別見積りで対応する。

 提供価格(税別)は、PoCサービスが50万円、プロトタイプサービスは個別見積り。

 日立ソリューションズでは、作業現場の業務効率向上を支援する「フィールド業務情報共有システム」を提供しており、スマートグラスの活用を提案する今回のサービスと合わせて、フィールド業務全体を支援していくとしている。

(三柳 英樹)