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Arcserve、統合バックアップソリューション新版「Arcserve UDP v6」「Arcserve Backup r17」

 Arcserve Japan合同会社は3日、統合バックアップ/リカバリーソリューションの新バージョン「Arcserve Unified Data Protection v6(以下、Arcserve UDP v6)」および「Arcserve Backup r17」を発表した。価格(税別)は、Arcserve UDP v6が10万円から、Arcserve Backup r17が15万円から。2月29日より受注を開始、3月3日に出荷する。

 Arcserve UDPは、仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ/リカバリーソリューション。災害対策などの豊富な機能を標準で利用でき、各種クラウドサービスにも対応する。

 Arcserve UDP v6では、本番サーバーの障害や災害など、業務継続へのリスクに際して即座に業務再開が可能な「インスタントVM」の機能を提供。事前の仮想マシン作成や復旧メディアの用意は不要で、3項目の設定だけで実行、業務再開が可能となる。

 バックアップ運用の自動化機能として、ジョブの実行、監視を行う運用管理ツールとの連携を容易にするコマンドラインインターフェースを提供。コマンドからバックアップ/リストアなどを実行できるため、ジョブネットに組み込んでシステム運用の一部としてバックアップを管理できる。

 Linuxサーバーのバックアップ機能も強化し、Windowsサーバーと同等のバックアップと管理ができるようになった。また「インスタントBMR(ベアメタル復旧)」の機能により、Linuxサーバーの復旧作業をリモートからでも実行できるだけでなく、システムとデータの完全復旧まで業務の再開ができないといった課題を解決できるようになった。

 バックアップ/リストアの処理の見直しにより、処理性能を大幅に向上。以前のバージョンに較べて、「ベアメタル復旧」によるサーバー復旧では75%の時間短縮、「仮想マシンの復旧」では最大28%のスループットの向上、「復旧ポイントのコピー(アーカイビング)」の速度は54%向上した。

 Arcserve Backup r17では、Exchange Serverの詳細レベルリストアユーティリティを提供。Exchange Serverのメールやメールボックス、フォルダ、メッセージ、添付ファイル、タスクなどの詳細アイテムを個別にリストアできるようになった。この際に、バックアップ時のカタログ作成が不要になるため、バックアップ時間も短縮できる。このユーティリティはArcserve UDPでも利用可能。

 VMware vSphereの最新環境に対応し、VMware vSphere 6.0 Update 1とVDDK 6.0 Update 1をサポート。仮想ディスクごとに仮想ボリュームを作成することで仮想環境の管理をシンプルにするVVOL構成の仮想環境でも、運用や構成を変えることなくバックアップできるようになった。このほか、4TB以上の大容量HDDや、LTO-7テープ装置とLTO-7テープに対応した。

(三柳 英樹)