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Arcserve Japan、メールアーカイビングソリューション「Arcserve UDP Archiving v6.0」を発表

 arcserve Japan合同会社は16日、データ保護ソリューションのラインアップに、メールアーカイビングソフトウェア「Arcserve UDP Archiving v6.0」を追加すると発表した。11月15日に受注を開始し、11月20日に出荷開始する。

 Arcserve UDP Archivingは、企業運営に必要不可欠な電子メールを長期保管し、監査や証拠開示の際に簡単、迅速にアクセスできるようにすることで、法規制や社内のコンプライアンスへの対応を可能にするソリューション。

 メールをアーカイブすることで、Microsoft Exchange Serverなどのメールシステム上に大量のメールを長期保管しておく必要がなくなり、メールシステムのストレージ削減にも貢献する。仮想アプライアンスで提供されるため、オンプレミス、またはクラウド上のVMware vSphere、Microsoft Hyper-V、AWS上に展開でき、すぐに運用を開始できる。

 送受信されたメールをすべて収集し、暗号化してオンプレミス、またはクラウド上に一定期間保管することが可能。保管されたメールにアクセスしたユーザーやアクセス時間など、監査時に役立つ機能を搭載する。また、役割ベースのアクセス制御により権限を明確に分けることで、不正な実行やアーカイブされたメールの改ざんを防ぐなど、セキュリティを強化できる。

 キーワード検索のほか、送受信者、件名、添付ファイルなど、詳細な条件による検索機能を搭載し、短時間で膨大なメールから必要なメールを探し出すことが可能。検索結果はタグ付けやメモを加えて保存できるため、監査や証拠開示が必要な際には再利用できる。

 アーカイブ対象メールシステムは、Microsoft Exchange Server、Microsoft Office 365(Exchange Online)。サーバー提供形態は、VMware vSphere(OVF)/Microsoft Hyper-V/Amazon EC2(AMI)。価格は38万9000円(税別)から。