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皇學館大学、インフォテリアのモバイル向け文書管理「Handbook」を導入

 インフォテリア株式会社は26日、同社のモバイルデバイス向け文書管理サービス「Handbook」を学校法人皇學館 皇學館大学が採用したと発表した。

 Handbookは、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画など各種ファイルをクラウド上に保存し、タブレット端末で表示できるようにするサービス。閲覧者ごとの配信設定や、端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機能、ファイルをあらかじめダウンロードしておくことでネットワークに接続できない場所でも表示できる機能などを備える。

 皇學館大学現代日本社会学部では「新しい価値を主体的に創り出す力」を養成するため、通常授業に加えて、地域でのインターンシップや企業連携などの課外学習を積極的に実施。その際、必要な知識を必要な場所ですぐに参照できるソフトウェアの導入を検討していた。

 Handbookは、学生が所有しているどのデバイスでも使用可能な「マルチデバイス対応」、見たい資料を簡単に参照できる「直感的な操作が可能なインターフェイス」、クイズやアンケートも出題できる「学べるツール」、サーバー設定・運用なしで手軽に導入できる「クラウドサービス」であることの4点が高く評価され、採用が決定した。

 導入の効果としては、Handbookによりいつでも、どこでも必要な資料を簡単に参照できるようになり、隙間時間を活用して気構えずに宿題に取り組めるようになったと学生からも高評価だという。また、Handbookの試験機能を利用して、教材のポイントを意識した穴埋め問題の出題や、資料の参照履歴から学生の学習意欲や理解度を把握できるようになったとしている。

 最近では、地元の世界遺産「熊野古道」での地域おこしの活動でもHandbookの利用を開始。皇學館大学現代日本社会学部では、今後もHandbookを活用して主体的な学習を推進していくとしている。

三柳 英樹