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富士ゼロックス、文書管理ソフト「DocuWorks」を用いた中小企業向けソリューション

 富士ゼロックス株式会社は30日より、統合型文書管理ソフト「DocuWorks」 を用いた、中小企業向け業務改善サービスを開始する。第1弾として3つのメニューを用意するが、このうち「見積依頼受付ソリューション」は導入費用が43万800円、文書追跡サービスが月額3000円(いずれも税別)。

「見積依頼受付ソリューション」の提供イメージ

 富士ゼロックスではDocuWorksの販売活動や社内活用を通じ、さまざまな業務改善ノウハウを蓄積しており、これらを中小企業でも応用できるよう、ソリューションという形で販売することとなった。

 提供されるソリューションは「見積依頼受付ソリューション」「見積承認ソリューション」「セキュア文書配信ソリューション(調達業務向け)」の3つ。各ソリューションは、具体的なノウハウをまとめたマニュアル、DocuWorks、エンジニアによる設定代行サービスの3つから構成される。

 「見積依頼受付ソリューション」は、FAXでの見積もり依頼を迅速化させる。届いたFAX文書はDocuWorksで電子化し、その後の受付進捗などを同じくDocuWorksの「お仕事バー」で可視化。業務の遅滞を防ぐという。

 「見積承認ソリューション」では、営業マネージャーによる見積もり承認プロセスを改善。「セキュア文書配信ソリューション(調達業務向け)」は、図面などを社外と安全にやりとりするための暗号化や、ファイルの旧版・新版管理に関する機能などを提供する。

 販売目標は2年間で8000契約。富士ゼロックスでは今後、ソリューション対象業務を順次拡充させていく。

森田 秀一