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SBT、Azure向けマネージドサービスでAsianuxのサポートを提供

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は1日、ミラクル・リナックス株式会社と協業すると発表した。Microsoft Azureの利用をトータルでサポートする「Microsoft Azure マネージドサービス」において、新たに「Asianux Standard Support」の提供を開始する。

 Microsoft Azure マネージドサービスは、Microsoft System Centerを利用することで、 オンプレミス環境とMicrosoft Azureが混在するハイブリッドクラウドのサポートまで対応するサービス。24時間運用監視、バックアップ、セキュリティなどの運用技術支援から、導入計画や各種オプションサービスの利用支援など、 Microsoft Azureのサービス利用をトータルでサポートする。

 今回ミラクル・リナックスは、エンタープライズ向けLinux OS「Asianux Server 4」が、Microsoft Azure Marketplace上で販売開始されるのに伴い、サポートメニューとして「Asianux for Cloud Standard Support」の提供を開始した。

 この発売にあわせてSBTでは、Microsoft Azure マネージドサービスの個別オプションにAsianux Standard Supportを追加した。Microsoft Azure上でのAsianux Serverに関するサポート全般が対象で、System Centerを利用したAsianux Serverのサーバー管理をSBTが行う。これにより、国内で唯一、Microsoft Azureのトータルサポートに加えて、Microsoft Azure上でのLinux OSおよびそのサポートまでを含めた、包括的な支援が可能になったとのこと。

 Asianux Standard Supportの価格は、年間4万8000円(税別)。

石井 一志