ニュース

日本ユニシス、法人向けOffice 365関連サービスを提供 導入から保守までをワンストップで

 日本ユニシス株式会社とユニアデックス株式会社は30日、法人向けOffice 365のアセスメントから導入・構築、移行・展開を支援する「Office 365エンタープライズサービス」を、8月1日より提供開始すると発表した。今後、運用・保守サービスも順次提供する予定で、導入のアセスメントから運用・保守までワンストップで提供できるようにする。

 「Office 365エンタープライズサービス」は、日本ユニシスグループにおける自らのOffice 365導入経験と、オンプレミスからハイブリッド環境への構築実績・技術力を生かして提供するサービス。システムの構成、ネットワーク、認証など、既存環境を把握した上でアセスメントを行い、要件に合わせた最適なプランと構成を提案することで、Office 365の短期間での導入・構築・展開を支援するという。

 また、システム詳細設計、新しいシステム環境の構築などを実施する「導入・構築支援サービス」、既存システムの環境から新しいシステムへの移行方針、移行計画の策定から移行作業までを行う「展開支援サービス」なども提供する。

 さらに、大規模なOffice 365導入時の課題となりやすい、ネットワーク環境の変更、既存サーバー製品のバージョンアップ、Active Directoryの統廃合など、既存環境の最適化も支援するとした。

 加えて、Office 365テナント、およびユーザーの環境に設置されたOffice 365関連サーバーの運用作業を代行する「運用支援サービス」、クラウドサービスからユーザー環境までの障害発生ポイントの切り分け、クラウドサービス側の状況調査といった復旧作業を支援する「保守サービス」などを、今後順次提供。Office 365導入におけるアセスメントから運用・保守までのサービスを、ワンストップで日本全国に提供するとしている。

 日本ユニシスグループは、これらのサービスについて、今後3年間で20億円以上の売り上げを目指す。

石井 一志