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「AWS Lambda」が東京リージョンで利用可能に

 Amazon Web Services(AWS)は6月29日(米国時間)、クラウド上でコードを実行するイベントドリブンなコンピューティングサービス「AWS Lambda」が、東京リージョンで利用可能になったと発表した。

 AWS Lambdaは、イベント発生時に顧客のコードを実行し、コンピューティングリソースを自動的に管理するサービス。画像アップロード、アプリケーション内のアクティビティ、Webサイトでのクリック、接続されたデバイスからの出力といったトリガーを受け、ミリ秒単位でコードが開始される仕組みで、これを利用すると、新規情報に迅速に対応するアプリケーションを容易に構築できるようになるという。

 支払いは、処理されたリクエスト数とコード実行に必要とされたコンピュート時間に対して発生し、請求は100ミリ秒の増分で計算されるとのこと。また、1日あたり数リクエストから秒間数千リクエストまで、自動的にスケールするとした。

 利用可能なリージョンは、米国東部(北バージニア)、米国西部(オレゴン)、欧州(アイルランド)、アジアパシフィック(東京)。

石井 一志