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日本HP、企業のテクノロジー・業務変革を支援する新サービス

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は30日、企業のITとビジネス部門向けに、テクノロジーと業務の変革を支援する4つのサービスを発表した。

 1つ目の「New Style of Business Transformation Workshops」は、変革期の重要かつ複雑な諸問題の克服をサポートするワークショップ。HPのシニアコンサルタントが、変革に際して企業が直面すると思われる重要かつ複雑な問題の解決を、4つのコースで支援する。

 2つ目の「HP Software-Defined Infrastructure(SDI) Accelerator Solutions」は、SDI(Software Defined Infrastructure:ソフトウェア定義インフラ)の全面的な導入に先立ち、まずは社内のIT環境内でのパイロット移行を希望する企業などに向け、パイロット環境構築を迅速に行えるよう支援するソリューション。定義済みでありながらもカスタマイズ可能な6種類のソリューションを提供し、数週間での実装を可能にするとした。

 残りの2つは、ITシステム向けサポートサービス「HPデータセンターケア」を拡張するもの。オプションサービス「HP フレキシブルキャパシティ」の従量課金モデルに、HPソフトウェア部門のSaaS製品を追加したほか、監視・管理サービス「HP データセンターケア オペレーションサポートサービス」を提供する。

 前者では、サービスデスク、プロジェクトポートフォリオ管理、パフォーマンスモニタリング、アプリケーションテスティングなどの機能を月単位で購入可能にしたほか、後者では、HPオペレーションセンターのツール、人材、プロセスを利用して、ITインフラの管理や運用を行えるようになるとのこと。

石井 一志