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日立Sol、IoT/M2M基盤クラウド「PTC Axeda」と統合システム運用管理「JP1」を連携

 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)と株式会社日立ハイテクソリューションズは、統合システム運用管理製品「JP1」を用いて、PTCジャパンのIoT/M2M基盤クラウド「PTC Axeda」を運用管理できる「JP1連携ソリューションfor PTC Axeda」を、7月1日より販売開始すると発表した。

 PTC Axedaは、さまざまなマシンやセンサー、デバイスをインターネットに安全に接続し、遠隔監視と管理を行うクラウドサービスで、日立ハイテクソリューションズでは、国内唯一の販売代理店として、PTC Axedaの販売を行ってきた。一方の日立ソリューションズでは、JP1の活用を支援する「JP1ソリューション」を提供してきた実績を持つ。

 今回両社は、JP1を用いて企業のITシステムとPTC Axedaの一元管理を実現するソリューションを提供することで、情報システム部門の運用管理業務のさらなる効率向上を支援するという。

 具体的に、JP1連携ソリューションfor PTC Axedaでは、PTC Axedaに接続されたマシンやセンサー、デバイスの異常を検知すると、JP1に通知することができるので、システム管理者は、企業のITシステムとIoT接続機器の両方の異常をJP1の運用管理画面で把握可能になる。

石井 一志