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ソフトバンクモバイル、モバイルアプリ開発基盤を提供開始

 ソフトバンクモバイル株式会社は15日、モバイルアプリ開発プラットフォームサービス「ホワイトクラウド kony Mobility Platform」を開始した。

 グローバルで約350社1200以上のモバイルアプリ開発で利用されている米Kony社の製品をベースに、複数のOSで動作するアプリをワンソースコードで開発できる環境を提供。iOS/Android/Windowsといった異なるプラットフォームで動作するネイティブアプリを効率的に開発できる。

マルチデバイス・マルチOS対応

 端末のOSがバージョンアップされた際には、開発環境もバージョンアップして既存アプリを再構築すれば、最新のプラットフォームに容易に最適化できるのも特長。スマートデバイスの短いバージョンアップサイクルにアプリを追随させることができるという。

OSのバージョンアップに容易に追随

 開発環境はクラウド基盤として提供される。プッシュ通知機能、認証機能やEMM(エンタープライズモビリティ管理)といった機能も備える。また、オンプレミスやクラウド上のバックエンドシステムとの連携機能も提供。システム間連携を容易にするとともに、将来的なバックエンドシステムの刷新やクラウドへの移行時には差分をプラットフォームで吸収することで、アプリに影響を与えずに構成変更が可能という。

クラウド型プラットフォームとして提供

 ソフトバンクモバイルは、端末やネットワークといった通信サービスに加えて、アプリ開発プラットフォームまで提供することで、モビリティ化を推進する顧客に一貫性のあるサービスを提供するとしている。

川島 弘之