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「MotionBoard Cloud」上で第三者データの月額利用が可能に

第三者データの購入・所有不要

 ウイングアーク1st株式会社は、第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery」のサービス第2弾として、クラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」上で第三者データを月額課金で利用できる新サービスを発表した。「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud」の名称で、4月1日から販売する。

 3rd Party Data Galleryは、人口統計・気象観測・消費動向・ソーシャルメディア反応データなどの各種第三者データを提供する情報サービス。分析者に多角的な視点を与えるデータだが、これまでマーケティング分析に活用するためには、民間調査会社などからデータを購入する必要があった。また、集計粒度やフォーマットが異なる複数のデータと自社データを組み合わせて利用するためには、データの整備・整形を利用者側が行う必要があり、分析・活用までに時間と労力がかかり過ぎるのが課題だったという。

 ウイングアーク1stは、月額課金型のクラウド型BIダッシュボードサービス「MotionBoard Cloud」を展開しており、同サービス上で第三者データを閲覧・分析できるのが新サービス。第三者データを購入・所有することなく、必要なデータを必要な時に利用できる利便性を実現するという。

 提供するデータはあらかじめ集計粒度やフォーマットを統一しているとともに、自社データと比較分析しやすくするための結合マスターテーブルを用意しており、自社データと第三者データの組み合わせ分析を容易にするという。異なる複数のデータから指標を選択肢、組み合わせて利用できる「データアソートパック」モデルを採用しているのも新サービスの特長という。

 「MotionBoard Cloud」利用ユーザーID数に応じた課金となり、10ユーザーで月額1万円(税別)から。データアソートパックは10ユーザーで月額2万円(同)から。いずれも初期費用として3万円(同)が必要となる。

MotionBoard Cloudダッシュボードイメージ

川島 弘之