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ラネクシーとMONET、脅威のリアルタイム検知で協業

「PC操作ログ」と「総合監視」を連携

 株式会社ラネクシーは17日、株式会社MONETとセキュリティ一元管理で協業すると発表。PC操作ログ収集・管理ソフト「MylogStar」と、MONETが取り扱う豪Tier-3の統合監視ソフト「HUNTSMAN」を連携させたソリューションを提供する。

 MylogStarは、企業内のすべてのPC操作ログを取得し、不正行為や情報漏えいの流出系を可視化するツール。管理対象PCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウインドウをカーネルレベルで記録。ほかのログツールでは抜け道となっている部分も正確にログを取得するという。

 一方のHUNTSMANは、さまざまなセキュリティリスクをリアルタイムに監視するツール。特許取得済みの自動学習型行動検知技術により、ゼロデイアタックや内部不正による情報漏えいなどを即座に検知する。

 今回の連携では、MylogStarが取得する操作ログをHUNTSMANで管理・活用することで、未知の脅威をリアルタイムに検知する「リアルタイム総合監視」を実現。データベースや入退室管理情報などさまざまな外部情報も連携させて異常を発見し、情報漏えいの防止や証跡管理に役立つ「相関分析」を提供するという。

連携概要

川島 弘之