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ラネクシー、対応環境を強化したクライアント操作ログ管理ソフト新版

 株式会社ラネクシーは29日、クライアント操作ログ管理ソフトの新版「MylogStar 3」を発表した。1月31日の出荷開始を予定する。

 MylogStarは、企業内のすべてのPC操作ログを取得することで、不正行為や情報漏えいの流出経路を可視化し、業務プロセスの改善に有効活用できるクライアント操作ログ管理専用ソフト。管理対象となるクライアントPCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウィンドウなどあらゆる操作ログを記録するほか、OSのカーネルレベルでログを取得しているため、ほかのロギングツールでは抜け道となっているような部分でも、正確なログが取得できるという。

 新版では、仮想/シンクライアント環境、最新OS、大規模環境への対応強化が行われた。具体的には、Citrix Xen Desktop 7とVMware Horizon View 5.3に対応したほか、Windows 8.1とWindows Server 2012の環境をサポート。さらに、1サーバーで3万クライアントまでの一括管理に対応している。

 また、ファイル操作ログやプリンタログの取得情報強化、電源ON/OFF、サスペンドON/OFFのログ取得機能の追加、Gmailにおける送信メール取得機能の追加などにより、ログ取得の対象範囲を広げたとのこと。このほか、GUIの改良も行われ、Webブラウザベースの「Webコンソール」を採用している。

石井 一志