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日本IBMがスタートアップ企業支援、「IBM Cloud」1200万円分を無償提供

 日本IBMは25日、国内スタートアップ企業を支援するプログラム「IBM Global Enterpreneur Program for Cloud Startups」を開始すると発表した。

 同プログラムは、創業から2年以内、年間売上が1億円未満のスタートアップ企業を対象に、PaaS「IBM Bluemix」をはじめとするクラウドサービス「IBM Cloud」を1年間で最大1200万円分無償提供。既存のソフトウェア無償提供のプログラムを組み合わせることで、スタートアップ企業が事業化を進める際に必要なITインフラとIBMによる技術支援を行う。さらにほかのスタートアップ企業やビジネスパートナーなどIBMのネットワークと連携することで、IoTやビッグデータ分析などの先進技術をも用いてビジネスアイデアの具現化を支援するという。

 同プログラムの募集は11月25日から開始。厳正なる審査により支援するスタートアップ企業を選出する。募集ページは英文のみだが、日本IBMは9月に企業のシード期にある企業支援を推進するインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub」を開始しており、今回のプログラムを開始することで国内における企業支援をさらに強化するとしている。

川島 弘之