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日商エレ、仮想化基盤ソリューション「Nissho-Blocks」を強化

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は4日、仮想化基盤ソリューション「Nissho-Blocks」をリブランドすると発表した。今回はHPおよびNutanixの製品を組み込むとともに、インテグレーションサービスとあわせ、Software-Defined Data Center(SDDC)を見据えた仮想化基盤ソリューションとして展開するという。

 「Nissho-Blocks」は、日商エレが取り扱うベンダーの製品や自社の提案力、技術力を構成要素の「Block」に見立て、さまざまなBlockの組み合わせを顧客に提供するソリューション。従来は事前検証の上でパッケージ化されていたが、リブランドに伴って、リファレンス構成をベースに要件に合わせてインテグレーションする形に変更された。

 また今回、HPの垂直統合型システム「HP Converged System」ならびに超高密度サーバー「HP Moonshot System」、Nutanixの仮想化基盤「Virtual Computing Platform」の3製品を構成要素に追加し、ニーズの高いデスクトップ仮想化、サーバー仮想化、プライベートクラウド基盤におけるリファレンス構成を提供する。

 いずれも事前に機能検証されているほか、日商エレの技術ノウハウを集結することで、ゼロから組み上げる手法と比較し、導入期間を最大40%削減可能とのこと。これにより、変化の早い市場への対応が求められるビジネスニーズに応え、ユーザーのイノベーションを加速するとしている。

 なお日商エレでは、デスクトップ仮想化、プライベートクラウドに特化した各種技術サービスを用意するほか、VDIアセスメント、モニタリング、Serverアセスメント、P2V移行、データ・マイグレーション、クラウド(自動化)設計などの技術サービスも提供するとのこと。

【お詫びと訂正】

  • 初出時、Nissho-Blocksをパッケージと表記しておりましたが、リブランドに伴いパッケージではなくソリューションへと位置付けが変更されていたため、表現をあらためました。お詫びして訂正いたします。

石井 一志