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ミラクル・リナックス、「Linux アドバイザリ サポート」が最新OSに対応

CentOS 7やScientific Linux 7をサポート可能に

 ミラクル・リナックス株式会社は8日、Linux OSのサポートサービス「Linux アドバイザリ サポート」の対象に、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7、CentOS 7、Scientific Linux 7を追加すると発表した。

 「Linux アドバイザリ サポート」は、RHEL、CentOS、Scientific Linuxのサポートをミラクル・リナックスが提供するサービス。インシデント発生時にいつでもサポート契約できる利便性が特徴で、サポート対象をエンドユーザー1社に限定しないため、SIerは、自社の複数の顧客に対する保険としてサービスを利用できるという。

 今回はその対象に、各OSの最新版を追加したもので、1)Linux アドバイザリ 年間サポート、2)Linux アドバイザリ インシデントサポート、3)プラチナインシデントサポート、4)プラチナサポート」の4種類のメニューを用意している。

 1)と2)はログ解析による障害対応調査を提供するメニュー。1)が年間サポート、2)がインシデント単位のサポートになり、価格は前者が年間100万円(税別)から、後者が3インシデント24万円(税別)から。いずれも、メールでの問い合わせ対応になる。

 3)と4)は、ソースコード調査、kernelダンプ、coreダンプの調査、修正パッチの提供などを行うもので、3)がインシデント単位のサポート、4)が年間サポートとなる。価格は、3)がインシデントあたり60万円(税別)から、4)は個別見積もり。どちらも電話とメールでの問い合わせに対応している。

石井 一志