ニュース

日本IBM、セキュリティ運用監視サービスの対象にファイア・アイ製品を追加

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は1日、セキュリティ運用監視サービス「IBM Managed Network Security Services(MNSS)」の監視対象機器に、ファイア・アイ株式会社の製品を追加すると発表した。同日より、サービスの提供を開始する。

 IBM MNSSは、東京を含む世界10拠点の「IBMセキュリティー・オペレーション・センター」(以下、SOC)から、顧客企業のサイトにあるネットワークセキュリティ機器を、24時間365日体制で有人監視・運用・管理するサービス。対象となる機器は、IDS/IPS、ファイアウォール、UTM(統合脅威管理機器)で、マルチベンダー環境に対応している。

 今回、クライアントへの標的型攻撃対策に有効なファイア・アイ製品を対象に追加し、より高度な監視サービスを提供するとのこと。なお、Tokyo SOCで提供するIBM MNSSの対象にAdvanced Threat Detection(ATD)製品が追加されるのは、今回が初めてという。

 IBM MNSSでファイア・アイ製品を監視対象とした価格は、FireEye NXシリーズだけの場合、初期設定費用が18万5400円(税別)から、月額監視費用が46万2100円(税別)から。FireEye NXシリーズと同EXシリーズ、同CMシリーズの場合は、初期設定費用が105万9800円(税別)から、月額監視費用が88万1800円(税別)からとなる。

石井 一志