ニュース

日本IBM、セキュリティ運用監視サービスの対象機器にシスコのUTM製品を追加

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は12日、セキュリティ運用監視サービス「IBM Managed Network Security Services(以下、IBM MNSS)」の監視対象機器に、Cisco Systemsの次世代ファイアウォール製品「Cisco ASA5500-X with FirePOWER services」および「Cisco Firepowerシリーズ」を追加し、サービスの販売を開始した。監視費用の価格は月額18万1400円(税別)から。

 IBM MNSSは、東京を含む世界8拠点のIBMセキュリティーオペレーションセンター(SOC)から24時間365日体制で、顧客のネットワークセキュリティデバイスをセキュリティ専門技術者が有人監視・運用・管理を行うサービス。IDS/IPS、ファイアウォール、UTM(統合脅威管理)などの各種セキュリティ機器について、マルチベンダー環境の監視・運用に対応する。

 今回、新たな監視対象機器として、Cisco ASA5500-X with FirePOWER servicesおよびCisco Firepowerシリーズを追加。これにより、当該製品を利用している顧客が運用・監視サービスを利用できるようになるとともに、機器からのデータを活用でき、サイバーセキュリティ対策を強化できるとしている。