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フォーティネット、最大スループット160Gbpsのデータセンター向けUTMを出荷開始

FortiGate-3700D

 フォーティネットジャパン株式会社(以下、フォーティネット)は9日、データセンター向けUTMアプライアンス「FortiGate-3700D」を国内で出荷開始したと発表した。

 FortiGate-3700Dは、データセンター向けのハイエンドUTMアプライアンス。ファイアウォールスループットは最大160Gbpsと高速で、2マイクロ秒の低レイテンシとあわせて、セキュリティソリューションがデータセンターのボトルネックとなってしまう問題を解決できるという。

 OSはフォーティネットのUTM向け最新版であるFortiOS 5を搭載しており、ファイアウォール、VPN、IPS、ウイルス対策、次世代ファイアウォール(アプリケーション制御)、高度脅威保護(ATP)など、さまざまなセキュリティ機能を利用できる。

 インターフェイスは、3Uサイズの筐体に40Gigabit Ethernet(GbE)×4ポート、10GbE(SFP+)×28ポートを搭載する。また、IPv6でもIPv4と同等のスループットを発揮できる点も特徴。1つのアプライアンスを複数に分割して利用できる仮想ドメイン(VDOM)機能や、複数形式に対応する高可用性(HA)機能も備えている。

石井 一志