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GYAO!がファイアウォール「FortiGate-3700D」を採用、40GbEによるネットワーク統合を実現

 フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は13日、無料映像配信サービス「GYAO!」が、UTM/ファイアウォール製品「FortiGate-3700D」を採用し、配信インフラを刷新したと発表した。2015年5月から本格稼働を開始している。

FortiGate-3700D

 GYAO!は、ヤフー株式会社が子会社の株式会社GYAOと協力して運営する映像配信サービス。映画、ドラマ、アニメ、バラエティー、ドキュメンタリー、スポーツ、音楽PVなどさまざまな映像を無料で配信しているが、スマートデバイスによるアクセスが年々急増していることに加え、映像コンテンツの高精細度(HD)化に対応すべくインフラを強化する必要があった。

 このシステムには、Yahoo! JAPANのコンテンツ配信を行う関東・関西のデータセンターで、毎秒100万リクエストと800Gbpsのトラフィックを処理できる高速のインフラが求められており、インターネットの出入り口でボトルネックが発生しないよう、セキュリティを維持するファイアウォール装置にも高速かつ高い処理能力が必要だったという。

 具体的には、新規セッション数、ロスのないログの取得、40Gbpsインターフェイスによるネットワーク統合、可用性の高さ、データセンターの経済性を考慮した省電力・省スペースという5点がファイアウォールの主要要件として挙げられていた。

 こうした要件に基づいて各社のファイアウォール製品を比較検討した結果、高速かつ低遅延な映像配信インフラの実現が可能なことから、FortiGate-3700Dを選定。FortiGate-3700Dを関東・関西のデータセンターにそれぞれ5組10台が導入されている。

 導入にあたっては、40GbE×4ポート、10GbE×28ポートというインターフェイス仕様を生かし、アップリンク側を40GbE×2ポート、ダウンリンク側を10GbE×8ポートで接続して、ファイアウォール要件に挙げられていた、40Gbpsインターフェイスによるネットワーク統合を実現しているとのこと。

石井 一志