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Sky、タブレット対応の授業支援ソフト~子供の試行錯誤や授業の効率化を促進
(2013/4/9 06:00)
Sky株式会社は8日、ICT活用教育支援ソフト「SKYMENU Pro Ver.15」、およびタブレット対応授業支援ソフト「SKYMENU Class」を6月に発売する。価格はいずれもオープン。
SKYMENU Pro Ver.15は、「コンピュータ教室」のICT活用を支援するソフト。最新版では、1人1台の環境であるコンピュータ教室の特性を生かし、子供たちに何度も試行錯誤させながら、自分の考えをまとめさせたり、全体で共有したり、子供たちの伝える活動を支える機能を新搭載した。
具体的には、線や文字を書き込め、何度も試行錯誤しながら考えを深める「デジタルワークシート」、複数の学習者機から1つのワークシートに同時に書き込み、みんなで調べたことなどをまとめる「デジタルもぞう紙」、PC上で定規・三角定規・コンパスなどを使って線や図を書ける「デジタル教具」、先生があらかじめ用意した問題に取り組ませ、繰り返し学習で知識の定着を図る「自習アプリ」といった機能を備える。
一方のSKYMENU Classは、「普通教室」でのICT活用を支援するソフト。「コンピュータ教室」の授業や運用を支援するSKYMENU Pro Ver.15と連携し、同じ校内サーバーで運用でき、ユーザー管理も一元化できる。
具体的には、タブレットを使った授業が可能で、先生が教材を提示するときに、「投影・ズーム・マーキング・付せん」などで教材の注目させたい部分を示せる。机間指導しながら参考にさせたい子供のノートやワークシートを撮影してその場で提示する「カメラ」などの機能も備える。
また、先生の授業の進行をスムーズにするため、教材ファイルを子供たちの個人ファイルへ一斉に配布でき、かつWebページなどを写した画面を学習者機に転送する「教材配布・インターネット・画面転送」、学習者機の操作をロックして先生の説明に注目させられる「ロック」、使用するソフトを一斉起動して授業時間を効率化する「ソフトウェア起動」なども搭載。
そのほか、授業の開始前に学習者機の電源を一斉に入れる「電源制御」、学習者機のバッテリ残量や無線LANの受信状況を確認できる機能などを備える。
子供たち向けの機能としては、SKYMENU Pro Ver.15と同様に「デジタルワークシート」「デジタルもぞう紙」「デジタル教具」などのほか、子供の画面を複数選び並べて表示できる「画面比較」、ボタン1つで発表者の画面をほかの学習者機に送信したり、デジタルテレビ、プロジェクタ、電子黒板などに一斉送信する「発表」、子供たちの意見をリアルタイムに集計する「投票」といった機能も備える。