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BIGLOBEが法人向けクラウドメールを強化、スケジュールや地図との連携に対応

 NECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は14日、企業向けクラウドメールサービス「BIGLOBEクラウドメール」において、ヴイエムウェアのZimbraを採用した「メールボックスプラス」を、3月26日より提供開始すると発表した。これを用いると、スケジュールや地図連携などが可能な、多機能なWebメールが利用可能という。

 「BIGLOBEクラウドメール」は、企業向けに提供されているメールサービス。メールの送受信以外に、ウイルス対策や迷惑メール対策、企業の内部統制として利用可能な保管・監査・暗号化など、さまざまな機能を提供している。ユーザー企業は、全機能のみを利用することも、必要なサービスのみを利用することも可能で、柔軟な利用法に対応しているのが特徴だ。

 今回ラインアップされた「メールボックスプラス」では、PC、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)など、それぞれの端末に最適なUIを提供することでユーザビリティの向上を実現。さらに、ビジネスで活用されることの多いスケジュール管理機能や地図連携機能が強化されている。

 例えばPC用のWebメールでは、メール本文中に記載されている日付にマウスをあわせることで、該当日のスケジュールがポップアップ表示され、予定の有無をすぐに確認可能。また、そのメール本文中の日付をクリックすると、該当日の個人スケジュール帳に画面が切り替わるので、スケジュールを簡単に登録できる。

 加えて、メール本文中に住所が記載されている場合は、その住所にマウスをあわせることで、Googleマップの地図がポップアップ表示され、住所位置の確認を即座に行える仕組みが搭載されている。

 このほか、スマートフォンへのメール、スケジュールリマインドの自動通知を行うActiveSync互換機能が有償オプションとして用意された。

 価格は、初期費用が7875円から、月額費用が1万3125円から。

BIGLOBEクラウドメール PC用Webメール画面

(石井 一志)