MDMサービス「LanScope An」新版~端末セキュリティ状態の可視化に対応


 エムオーテックス株式会社(MOTEX)は28日、モバイルデバイスの操作をログ化して管理できるクラウドサービス「LanScope An」新版を発表した。29日より提供する。

 昨今、企業においてスマートデバイスの利用が進んでいる。携帯性・即効性を生かし、いつでもどこからでも情報を取得・活用できる効果が期待される反面、懸念点としてセキュリティや導入後の使用状況が見えづらい点が挙げられている。

 そこでLanScope Anでは、5台から利用できるモバイルデバイス管理のクラウドサービス。モバイルデバイスの資産管理、セキュリティと使用状況のログ(通話時間・通話先、アプリ起動・稼働時間、GPS機能・行動ログ)などを細かくモニタリングできる。

 今回、こういった資産情報管理などの従来機能に加え、モバイル端末のセキュリティリスクをアラートで把握できる「リモート管理機能」を開発し、新版に搭載した。

 同機能では、操作ログ・行動ログ・資産情報から問題行為をアラートとして表示。モバイル端末のセキュリティ状態を「危険」「注意」「安全」の3段階に分類・レポートし、セキュリティリスクのある端末を一目で把握できるようにする。

 セキュリティリスクのある端末に対しては、リモートからのパスワードロック、データ初期化が可能。リモート実行前にモバイル端末の位置情報や操作ログ、資産情報から必要な対策を判断することも可能となっている。

 価格は、LanScope An登録料が6800円(税別)/端末、年間使用料が1200円(同)/端末、地図サービス利用料が8400円(同)/契約。最小契約数は5ライセンス。

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