SBT、NotesからOffice365/SharePointへの移行支援サービス


 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(SBT)は21日、Lotus NotesからOffice 365/SharePointへのマイグレーションサービスの提供を開始した。

 同社でもNotesからSharePoint Server 2010へ移行した。移行にあたって、SharePointの標準仕様では実現できないワークフローや文書単位でのアクセス制御機能などを開発しNotesの使い勝手を再現することで、システム移行にかかるユーザー側の負担を最小限に抑えたという。これら自社導入で得た経験をマイグレーションサービスとしてメニュー化する。

 具体的に、NotesからOffice 365またはSharePointへの移行支援として、Notes全般のアセスメントから移行、運用保守に至るまでをトータルにサポート。自社導入に基づく精度の高いアセスメントや付加機能をアセットパックとして提供することで、コストや作業負荷を軽減する。さらにSharePointにおいて多数の移行実績を持つウェブシステムテクノロジーと、Microsoft製品に幅広い構築実績を持つビービーシステムの協力を受けることで、規模を問わず多くの顧客へサービス提供が可能だとしている。

 サービスメニューは、Notesデータベースごとの移行費用、利用状況の把握、それらを元に移行方針を策定する「アセスメントサービス」、Notes再現度の高いSharePointサイトの作成、データベースの完全移行を行う「移行サービス」、SharePointの安定稼働をサポートする「定常保守サービス」から構成される。

 アセスメントサービスの価格例としては、データベース規模に応じた価格帯となっており、~50DBの場合で50万円(税別)から。

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(川島 弘之)
2012/11/21 15:37