ソフトバンクテレコム、「VMware Horizon Mobile」によるBYOD無償トライアル


 ソフトバンクテレコム株式会社とソフトバンクモバイル株式会社、および米VMwareは6日、VMwareの仮想化ソフト「VMware Horizon Mobile」をベースにしたスマートフォン向けのセキュリティソリューションで提携し、ソフトバンクテレコムがBYODサービスの提供に向けて無償トライアルサービスを実施すると発表した。無償トライアルサービスは、ソフトバンクモバイルが提供するAndroid端末「Motorola RAZR M SoftBank 201M」を用いて提供し、12月10日より受付を開始する。

 無償トライアルサービスでは、VMware Horizon Mobileによって1台のスマートフォン内に通常の物理的なスマートフォン環境とは別に仮想的な環境を作り出し、それぞれの環境をインターネットアクセス用と企業内システムアクセス用に使い分けられるようにする。

 ユーザーはプライベートの空間やアプリはそのままで、企業アプリやサービスを安全に利用できるようになり、所有するスマートフォンを個人用と業務用に使い分けるBYODを実現できる。

 無償トライアルサービスの提供内容は、Motorola RAZR M SoftBank 201M、クラウド型スマートフォン管理サーバー「VMware Horizon Mobile Manager」、インターネットVPNアクセスによる接続環境、クライアント証明書2枚。申し込み期間は12月10日から2013年1月31日まで。利用期間は2013年3月31日まで。

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