サイバートラストのMDMが「App Store Volume Purchase Program」に対応
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サイバートラスト株式会社は25日、端末管理(MDM)サービス「サイバートラスト デバイスマネジメント」がビジネス向け「App Store Volume Purchase Program」に対応したと発表した。
「サイバートラスト デバイスマネジメント」は、セキュリティ機能とマネジメント機能を備えたMDMサービス。独SAPの「SAP Afaria」をベースに開発され、大規模な端末管理に適した独自の管理機能を備える。一般的なデバイス管理機能に加え、iOSデバイスのJailbreak検出やAndroid搭載端末のroot化検出、大規模なデバイス管理に最適なマルチテナント管理やデバイスグループ管理、アプリケーションリストや更新リスト配布を含むアプリケーション管理機能などが代表的。
その「サイバートラスト デバイスマネジメント」が「App Store Volume Purchase Program」に対応する。「App Store Volume Purchase Program」とは、企業でiOS向けアプリを一括購入して組織内のユーザーに配布できるプログラムで、9月4日(米国時間)に日本でも利用可能となった。
今回の発表では次のようなことが実現する。管理者は「App Store Volume Purchase Program」からアプリを購入。購入したアプリの情報(取得コード)を「App Store Volume Purchase Program」のWebサイトからダウンロードし、「サイバートラスト デバイスマネジメント」の管理画面で登録。それにより各デバイスにアプリを配布可能に。端末利用者はiOSデバイスにアプリのリストが表示され、直接アプリをダウンロードする。
iOSアプリの一括購入、一括配布と管理が可能となるため、企業におけるアプリの運用管理にかかる負担が大幅に軽減できるとしている。