SBT、ID自動登録機能を備えたOffice 365向けの利用支援サービス


 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(SBT)は18日、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Office 365」向けのクラウド型オプションサービス「Online Service Gate」を強化すると発表した。ID情報の自動登録機能を備えた「Online Service Gate Sync」を新たにラインアップへ加え、同日より販売を開始している。

 Online Service Gateは、Office 365へのアクセスを制御するクラウドサービス。IPアドレス制御や端末制御などの機能によって、例えば社外からのOffice 365へのアクセスを禁止できるほか、シングルサインオンの機能も提供する。

 今回提供されるOnline Service Gate Syncは、Online Service Gate製品群の1つに位置づけられるID情報の自動登録サービス。Active Directoryサーバー、CSVファイルなどのアカウント情報をOffice 365やOnline Service Gateへ自動登録できるため、Active Directory同期サーバーの導入が不要となり、管理者の負担を軽減できるという。

 価格は、アクセス制御機能との併用の場合月額50円(税別)/ユーザー、ID自動登録のみの利用では月額80円(税別)/ユーザーとなる。いずれも100ID以上で利用できるが、ID自動登録のみの利用では、年間契約が必須になるとのこと。

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(石井 一志)
2012/7/19 17:00