川崎汽船、iPadを使ってペーパーレスの役員会議を実現
みずほ情報総研株式会社は、iPadを活用したペーパーレス会議ソリューション「MHIR+SMART-1」を川崎汽船株式会社に提供した。
川崎汽船では、以前よりさまざまなシステムを導入することで業務効率化を推進しており、その一環として、役員会議の効率化に向けて、ペーパーレス化を促進する会議進行支援システムの導入を検討していた。
採用を決めた「MHIR+SMART-1」は、iPadを用いて会議情報管理、進行支援、セキュリティ管理、議事録作成支援などが可能なソリューション。
発言者がiPadの資料ページやポインタを操作すると、会議参加者全員のiPadにも操作が反映され、スムーズな会議進行を実現する。参加者がiPad上で個別にマーキングすることも可能で、書き込んだメモや資料をメールで送ることも可能。オプションの議事録作成支援システムでは、各iPadの録音ファイルをサーバーに集約、各音声ファイルを1つの音声ファイルに合成し、音声のテキスト化が行える。そのテキストを編集することで効率的に議事録が作成できるようになっている。
「MHIR+SMART-1」機能・構成概要図 |
川崎汽船では、役員会議におけるペーパーレス化の要件を十分に満たした機能性と、その機能性にマッチした価格面を評価し採用。当初35台のiPadを役員向けに導入し、5月から本格運用を開始している。