みずほ情報総研、iPadを活用したペーパーレス会議ソリューション


iPad画面イメージ

 みずほ情報総研株式会社は5日、iPadを活用したペーパーレス会議ソリューション「MHIR+SMART-1」を発表した。12日より販売する。

 MHIR+SMART-1は、iPadを用いて会議情報管理、会議進行支援、セキュリティ管理、議事録作成支援を行うペーパーレス会議運営ソリューション。会議情報管理機能では、会議日程・ユーザー・端末・資料を一元的に管理可能。複数のiPadに個別に資料を準備する必要がない。

 会議進行支援機能では、発言者が資料のページ操作やポインタ操作を行うと、参加者全員の端末も連動。発言者の切り替えもサポートし、スムーズに会議を進行できる。ページ操作連携は参加者が各自に同期/非同期を選択可能。メモ・マーカーの書き込みや、書き込んだ資料のメール送信にも対応する。対応人数は30人程度で、同時に複数の会議の支援も可能。

 セキュリティ管理としては、ユーザー・端末レベルで認証することで、個人所有の端末などからの不正アクセスを防止する。資料の保管期間も設定できるため、iPadからの情報漏えいリスクを低減できるとしている。

 議事録作成支援はオプション機能となり、会議中に各端末に録音された音声ファイルをサーバーに集約後、1つのファイルに統合してテキスト化できる。議事録作成者は、そのテキストと音声を同時に確認できるため、効率的な書き起こしが可能。音声のテキスト化には、アドバンス・メディアの音声認識技術「AmiVoice」を採用している。

 価格は、サーバーライセンスと50台までのクライアントライセンス込みで350万円(税別)。

システム概要図
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