セガ、新基幹システムにERP製品「Oracle E-Business Suite R12.1」を採用


 日本オラクル株式会社は5日、自社のERP製品「Oracle E-Business Suite(EBS) R12.1」が、ゲームメーカーの株式会社セガに採用されたと発表した。

 セガでは、事業環境の変化に迅速に対応するため、ビジネスの状況をリアルタイムに把握し、グローバル経営の基盤として迅速・的確な経営判断を促す“グループ経営基盤”の構築を決断。そのために基幹システムの全面刷新を決めて製品を選定していたが、グローバル対応や変化への対応力、情報の一貫性を重視した新日鉄ソリューションズと日本オラクルの提案が評価され、Oracle EBS R12.1の採用を決定したという。

 新基幹システムでは、このOracle EBS R12.1を活用して、財務会計、調達管理、生産管理、販売管理、在庫物流管理の各業務を網羅する予定で、セガ本社と国内子会社約1200名のユーザーを対象に展開するとのこと。システムの基本設計から構築作業までを新日鉄ソリューションズが担当し、2013年春の本番稼働を予定している。

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