ニュース
テンダ、グループウェアからSharePointへのデータ移行を支援する「文書データ移行ツール」を強化
SharePointライブラリ/OneDriveへの移行に対応
2025年1月22日 15:32
株式会社テンダは、さまざまなグループウェアからSharePointへのデータ移行をユーザー企業自身で行える「文書データ移行ツール for SharePoint」を2月7日にアップデートすると発表した。
「文書データ移行ツール for SharePoint」は、さまざまなグループウェアからSharePointへのデータ移行を可能にするツール。コストを抑え、かつ短期間で効率的に移行できる点が特徴とのことで、リスト構造を含めた移行、データのみの移行、差分データの移行、ユーザーマッピング等、SharePointへのデータ移行に不可欠な機能を備えている。さらに、マッピング定義のエクスポート/インポートもサポートしているため、類似構造のデータを移行する際の設定時間を短縮できるという。
今回のアップデートでは、データ移行先として、従来のSharePointリストに加え、SharePointライブラリ/OneDriveも選択可能となる。また、移行元データとしてはCSVおよびXML(Notesデータ)のみに対応していたが、ローカルのファイル/フォルダ階層も移行可能となったほか、ローカルファイル→SharePointライブラリ/OneDriveへのデータ移行にも対応した。
このほか、文書データごとにCSV形式で移行状況レポートを出力し、移行状況の整理を容易にできるようになった。例えば、「移行件数」「移行エラー文書データの特定」「移行エラーのパターン分け」などを行えるとしている。
「文書データ移行ツール for SharePoint」の価格は170万円(税別)。30時間のサポート(有効期限:サポート開始から3カ月以内)が標準で付帯する。なお、すでに利用している企業の場合、サポート(基本サポート、追加サポート)の契約期間内であれば、無償で最新版にアップデート可能だ。
動作環境はWindows 10/11の日本語版で、.NET Framework 4.6.x以上(.NET 6以降は不可)が必要となる。