テクノスジャパン、SAP HANAのハンズオンセンターを開設
株式会社テクノスジャパンは21日、SAPジャパン株式会社の支援の下、インメモリソフト「SAP HANA」の実機環境を備えたハンズオンセンターを開設した。場所はテクノスジャパン本社の東京オペラシティタワー32階。
SAP HANAは、ビッグデータを瞬時に処理・分析できるインメモリプラットフォーム。ハンズオンセンターでは、個別の顧客がSAP HANAの実行環境を実際に操作できるのが特長で、実際にシステムをさわって処理速度の速さ、パフォーマンスの高さ、管理の容易さなどを体感できるという。
データソースとなるSAP ERP、データ連携を担うSAP Landscape Transformation(SLT)、SAP BusinessObjects Data Serviceなども導入されている。ハンズオンでは、これらの稼働検証済み製品をを連携させ、SAP ERPへのデータ投入から、SAP HANAとのデータ連携、クライアントPCからのデータ参照までを実際に操作できる。
SAPジャパンは同センター運営にあたっての技術支援を行うほか、営業活動の推進に活用する予定。テクノスジャパンは、同センターを通じて今後3年間で30社以上へSAP HANAの導入を目指す考え。