NTTアイティ、Twitter/Facebookの評判情報を解析する「評Ban」


 NTTアイティ株式会社は23日、企業や製品の評判情報を早期に収集・解析して提供するSaaSサービス「評Ban」を発表した。ソーシャルメディアなどの声から評判情報を監視しバーストの兆候を通知するもの。同日より提供する。

 評Banでは、企業向け情報収集・共有システム「EasyCommunicator」と、サイト内検索サービス「InfoBee」の技術を結集して、企業や製品の評判情報を早期に収集する。これによりサービスの改善や品質の向上を図るとともに、クレーム情報などの早期検出により、迅速な顧客対応が可能になるという。

 標準で監視できるのは、TwitterとFacebook。オプションでニュースサイト、ブログ、メールも監視できる。特長は、TwitterやFacebookの伝搬能力に追従する「1時間単位の情報収集・分析」。投稿件数の傾向から異常を察知し、その状況をメールで通知するため、24時間体制で監視する必要はなく、異変を見落とす心配もないという。

 評判は、業種・業態ごとの専用辞書を利用することで、正確なポジティブ/ネガティブ判定を実現。

 スマートフォンからの利用も可能で、どこからでも状況を確認できる。

サービス利用イメージ

 価格は、初期費用が2万円(税別)。月額費用は、対象5個・1ユーザーが利用できる「ライト5」が7万円(同)、対象8個・1ユーザーが利用できる「ライト8」が11万2000円、対象8個・3ユーザーが利用できる「レギュラー8」が14万円(同)、対象10個・3ユーザーが利用できる「レギュラー10」が17万5000円(同)。

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(川島 弘之)
2012/1/24 06:00