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NTTアイティの評判解析サービス「評Ban」、1000テーマまでのクチコミ情報を解析可能に

 NTTアイティ株式会社は、ソーシャルリスニングサービスによる評判情報解析サービス「評Ban」において、「大規模テーマ数プラン」を追加し、5月13日より提供開始すると発表した。

 「評Ban」は、SNSや掲示板などのソーシャルメディア上に散在するクチコミ情報をリアルタイムで収集・解析し、ネットでの盛り上がり状況や好評/不評傾向を早期に通知することで、状況把握を支援するサービス。会社名や製品名といった任意のキーワードを登録しておくと、Twitterや掲示板、ブログ、ニュースサイトなどから、一般ユーザーの生の声であるクチコミ情報や、企業/製品の評判情報を自動的に収集・解析するので、いじめやバイトテロなどのクチコミ情報を監視できるという。

 従来は会社名など少数の収集テーマ数で利用できたが、今回提供する「大規模テーマ数プラン」では、ブランド名ごと、サービス名ごと、店舗名ごとなど、収集テーマが多数になる場合でも、最大1000テーマ(最小20テーマ)まで行えるようになった。これにより、詳細なブランド名ごとのクチコミ情報把握・監視をしたい、といった場合でも利用しやすくなった。

 なお、ブランド名、サービス名ごとに各種オプションの設定を行え、基本的な収集キーワード、除外キーワード、絞り込みキーワード、通知設定などが個別に設定できる。

 ユーザーは5ユーザー同時までの確認が可能。利用ニーズにあわせ、月単位で収集テーマ数の変更が可能なため、コストコントロールも容易に行えるとした。さらに、クラウドサービスでありながら、顧客ごとの専用サービスとしての提供も可能で、既存解析システムへの埋め込みなど、カスタマイズにも対応するとのこと。

 価格(税別)は、20テーマまでの「大規模テーマ プラン20」が月額30万円、100テーマまでの「大規模テーマ プラン100」が月額80万円、1000テーマまでの「大規模テーマ プラン1000」が月額600万円。

石井 一志