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NTTアイティ、評判解析サービス「評Ban」新版、ランキング表示などに対応

ランキング表示オプションの画面例

 NTTアイティ株式会社は7日、企業や製品の評判情報を早期に収集・解析する評判情報解析サービス「評Ban」に、「ランキング表示機能」と「ユーザウォッチ機能」を追加した新版「評Ban Ver3.0」を発表した。5月20日より販売する。

 評Banは、クチコミ情報のポジネガ判定、バーストメール通知といった機能により、企業や製品の評判情報を早期に収集・解析するサービス。新版では、収集したクチコミ情報のさらなる有効活用を実現するため、収集したクチコミを分析する追加オプションとして「ランキング表示機能」と「ユーザウォッチ機能」を搭載した。

 ランキング表示機能は、キーワードを分析しクチコミの傾向をつかんで、企業や製品イメージ(評判)向上を支援する。具体的にポジティブ/ネガティブとして判定されたクチコミの中から、どういったキーワードが多く出現するかをランキング表示できるようにした。品詞(名詞、形容詞、動詞)といったキーワードだけでなく、ユーザーID、地名、人名といった多種のランキングを表示できるため、どういったクチコミがされているかをよりつかみやすくなっている。ランキング情報は、時系列のランキングチャートとして表示され、急上昇キーワードなど、気になるキーワードを視覚的に確認できるという。

 ユーザウォッチ機能は、特定のユーザーのクチコミを収集することで、動向の判断を支援する。特定のユーザーの書き込み内容がポジティブなのかネガティブなのかを一覧で確認できるほか、特定のユーザーの最新の投稿情報と投稿している時系列データの表示により、時間遷移による状況の変化を確認できる。同機能は、災害時にソーシャルメディアを利用した安否情報確認としても利用可能とのこと。

 価格は、初期費用が2万円(税別)、月額費用が1個の解析対象・1ユーザーが利用できる「ライト1」で1万5500円(同)/月、3個の解析対象・1ユーザーが利用できる「ライト3」で4万2100円(同)/月、5個の解析対象・1ユーザーが利用できる「ライト5」で6万7700円(同)/月、3個の解析対象・3ユーザーが利用できる「レギュラー3」で6万4800円(同)/月。

(川島 弘之)