日立システムズ、仮想化システムの監視・運用サービス


 株式会社日立システムズは20日、「仮想化システム監視・運用サービス」の提供を開始した。

 同サービスでは、仮想化システムを24時間365日リモートで監視し、異常時にメールなどで連絡する。仮想化システムの監視・運用に特化することで、従来のリモート監視・運用サービスよりも低価格を実現したという。また、同社が提供するハードウェア保守・SE保守サービスと合わせることで、障害検知から原因切り分け、復旧作業までワンストップのサポートも提供可能。ユーザーは、仮想化システムに対する障害検知の早期化、障害からの復旧時間短縮、運用業務の負荷軽減、TCO削減を図れるという。

サービス概要

 1台のハイパーバイザー管理サーバーに監視ソフトをインストールすることで、複数の仮想サーバー・機器の監視を可能とし、監視対象サーバーへのエージェントを不要にした。監視項目は、Pingによる死活監視、物理サーバーのハードウェア障害検知、物理・仮想サーバーのリソース監視。対応内容は、障害通知(メール・ポータルサイト経由)、問い合わせ受付(2件/月)、インシデント管理、障害検知時の保守拠点・SEへのエスカレーション。監視デバイス数は、仮想化基盤×3、そのほかのデバイス×5。

 初期導入費用は不要で、月額費用が4万2000円から。

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(川島 弘之)
2012/1/20 12:02