HP、「webOS」をオープンソース化
米Hewlett-Packard(HP)は9日(米国時間)、モバイルプラットフォーム「webOS」をオープンソース化すると発表した。ソフトウェアをオープンソースライセンスで開発者コミュニティに提供し、HPはプロジェクトの参加者として引き続きwebOSの開発とサポートを積極的に行うとしている。
webOSは、HPが2010年7月に買収した米Palmが開発していたモバイルプラットフォーム。HPでは、2011年7月に初のタブレット端末「HP TouchPad」を発売したが、8月には事業見直しの一環としてwebOSデバイスの販売中止を発表した。
HPのメグ・ホイットマンCEOは、「webOSは、モバイル向けでクラウド接続かつスケーラブルに、基礎からデザインされた唯一のプラットフォーム。この革新を提供することで、HPはオープンソースコミュニティの次世代のアプリケーションとデバイス開発を推進する」とコメントしている。