ニフティクラウド、高機能サーバー環境のラインアップを拡充~起動時のスクリプト自動実行機能なども


 ニフティ株式会社は26日、IaaSを中心としたパブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」において、サーバーラインアップを拡充すると発表した。また、サーバー起動時にスクリプトを実行できるようにするなど、機能強化も同時に行っている。

 追加されたプランは、vCPU(3.0GHz)×6を利用できる「xlarge16」「xlarge24」「xlarge32」と、大容量メモリを利用可能な「small8」「medium16」の計5つ。いずれも、サーバーのスケールアップのニーズに応えるもので、10月26日の18時より利用可能となる。

 価格例は、32GBメモリの「xlarge32」の場合、16万3800円/月、あるいは起動時298.2円/時、停止時15.75円/時。またvCPU(3.0GHz)×2、16GBメモリの「medium16」の場合、7万9800円/月、あるいは起動時138.6円/時、停止時11.55円/時となる。


 一方の機能強化では、サーバー起動時に指定したスクリプトが実行可能になり、あらかじめユーザーが定義したサーバー設定情報などを、起動と同時に反映できるため、ユーザー独自の設定を持ったサーバーを自動作成可能になる。

 加えて、サーバーのグローバル側のNICを取り外し、インターネットから完全遮断されたサーバー環境を構築できる「グローバルI/Fの取り外し機能」が用意された。インターネットからサーバーへのアクセスを物理的に遮断できるので、さらに安心して使えるようになるとのこと。なおこの機能は、サーバー作成時に「IPアドレスを利用しない」を選択することで利用でき、サーバー利用料金から525円/月が減額される。

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