アシスト、データ統合ツール「Talend」と表計算ソフト「Calc」を連携させるオプションを提供


 株式会社アシストは13日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」に含まれる表計算ソフト「Calc」と、データ統合ソリューション「Talend」との連携を可能にするオプション「Calcコンポーネント」を発表した。Talendの有償版「Talend Integration Suite」のライセンスを持つユーザーに対し、無償で提供される。

 Talendは、仏Talend SAが開発しているオープンソースベースのデータ統合ソフト。市場ではOpenOffice.orgのデータ連携ニーズが高いことから、今回アシストでは、CalcとTalendとの接続を可能にする「Calcコンポーネント」を自社で開発し、提供することにした。

 「Calcコンポーネント」は、標準で提供されるほかのコンポーネントと同じように使用でき、TalendとCalc間でシームレスなデータ連携を行えるようになり、Calcのデータを抽出、加工、出力する一連のETL処理を、Talendで実行できるようになる。

 具体的には、Talend Integration Suiteの開発ツールのGUI上で「Calcコンポーネント」のアイコンをドラッグ&ドロップして配置するだけで、Calc形式ファイルからのデータ入力、およびCalc形式ファイルへのデータ出力が可能になるとのことだ。

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