年末年始のセキュリティ対策、IPAが注意点まとめ


 情報処理推進機構(IPA)は22日、年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起を発表した。

 一般ユーザー向けには、パソコンのOSやアプリケーションを最新のバージョンにするとともに、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを常に最新の状態にして使用するよう呼びかけている。

 また、他人のパソコンで使用したUSBメモリーなどの外部記憶媒体を自分のパソコンで使わない、重要情報を扱うパソコンでWinnyなどのファイル共有ソフトを使わない、Twitterなどで短縮URLを安易にクリックしない、といったことも注意事項として挙げている。

 企業内のパソコンに関しては、休暇明けにOSやアプリケーションの修正プログラムの有無を確認するとともに、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新の状態に更新し、ウイルスチェックを行うよう促している。

 企業のシステム管理者向けには、不測の事態が発生した場合に備えて、緊急連絡体制や対応の手順を休暇前に明確にしておくとともに、業務用のパソコンやデータなどを組織外に持ち出す場合のルールを従業員に徹底するよう呼びかけている。

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(増田 覚)
2010/12/22 15:29